太陽フレアと黒点数(2012年07月13日更新) ■大規模太陽フレア発生中

●リーマンさんより
07/14 午前08:03中心の1時間前後に感謝想起。
07/14 午後19:20の1時間前後に感謝想起。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

■太陽フレア■(JST)※発生源はSWPCとlmsalより
7/13
 01:03 X1.4 ★(1520)→07/14 08:03
7/12
 23:48 C2.0
 16:53 C3.1
 10:22 C4.0
 10:22 C4.0
 06:40 C5.1
7/11
 17:23 C9.9
 14:07 C3.4
 08:56 C3.0
 05:06 C3.2
 00:27 C5.6
7/10
 22:38 C8.2 (1521)
 21:37 C4.6
 21:07 C5.5
 18:00 C4.1
 17:15 C4.4
 15:05 M2.1 ☆(1520)
 13:58 M1.7 ☆(1520)
 13:31 C7.0
 12:37 C3.9
 10:24 C3.8
 09:05 C4.7
 08:31 C5.0
 08:03 M1.1 ☆(1520)
 04:46 C5.0
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は発生源。

■黒点数■※NICTの値
一週間の推移です。
 07月06日 131 ※
 07月07日 127 ※
 07月08日 112 ※
 07月09日 137 ※
 07月10日 122 ※
 07月11日 94
 07月12日 132 ※

■地磁気■※UTC(協定世界時)です
07/06 sum21 Max4
07/07 sum16 Max3
07/08 sum19 Max4
07/09 sum25 Max5 ※訂正されたようです
07/10 sum16 Max2
07/11 sum17 Max3
07/12 sum14 Max3
活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
12日は「やや静穏」でした。

■天文現象■
07/14 01時46分:月の距離が最遠(1.053、40万4782km、視直径29.5’)
07/15 03時48分:96P/マックホルツ彗星が近日点を通過(周期5.3年)
07/19 13時24分:●新月
07/20 19時24分:189P/ニート彗星が近日点を通過(周期5.0年)

■静止軌道系チャート■
[携帯の方へ]
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

■黒点数など■
新しい黒点群が2つ出現しました。本日の黒点数は132個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点群は1520、1521、1522黒点群です。←黒点番号が振られていない活動領域でもフレアは発生しますので、あくまで目安として捉えてください。

■黒点群の動向■
[TOPIX]
1520の磁場タイプはβγδのままです。要警戒です。
1521の磁場タイプはβγのままです。要注意です。
北半球の西側、南半球の北側にそれぞれ新しい黒点群が出現しました。

[黒点数変化]
1519:(→)01→01個 [α→α]
1520:(↑)48→53個 [βγδ→βγδ] ※要警戒
1521:(→)15→18個 [βγ→βγ] ※要注意
1522:(新)04個 [β] ※北半球西側
1523:(新)06個 [β ※南半球東側
※()内は大きさの変化
※[磁場タイプ]:単純→複雑=α→β→βγ→βγδ

■フレアの発生状況■
X線チャートのレベルは昨日より若干下がりましたが、依然、高レベルな状態が続いています。
未明のX1.4の発生源は1520です。ほぼ正面で発生していて、CMEも伴っています(NASAからCME到着予測が出されています)。
地球方向へ噴出しているので、磁気嵐の発生も懸念されています。
NASAのCME到着予測時間は07/14の19時ですが、発生後31時間後の07/14 08時前後も念のためご注意ください。
Spaseweather.comでは、Xクラスの発生確率を35%としています。引き続き、注視したいと思います。
※速報は大規模のみ。夜のまとめはMクラスがあった場合のみといたします。

■CME到着予測■
X1.4に伴い、CMEが発生しています。NASAからCME到着予測が出されていました。

イベント発行日:2012年7月12日22:37:29.0 JST
CME到着時間:2012年7月14日19:20:38.0 JST
到着時間の信頼レベル:± 6時間
外乱時間:8時間
外乱時間の信頼性レベル:± 8時間

■太陽風■
500km/s前後で推移していましたが、徐々に下がり、現在は380km/s前後で推移しています。

■衛星関連■
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
ややチャートはギザギザしていますが、激しい反応は今のところ出ていません。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
ややギザギザしていますが、今のところ激しい乱れはありません。

●静止軌道電子(GOES13と15)
07/12 0時~09時(UTC)にかけて、激しい反応があります。
27時間後は07/13 03~12時、31時間後は07/13 07時~16時(JST)となります。
07/13 12時現在、チャートは穏やかですが、この後反応が出るとCMEの到着予測や発生後31時間後と重なるかもしれません。
引き続き、注視したいと思います。

●プロトン
X1.4の影響で、急上昇しています。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net日本地震分布(過去24時間) 

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